43冊目「クビでも年収1億円」小玉歩著を読んだ感想

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■「クビでも年収1億円」小玉歩著を読み終わった瞬間の気持ち。■

決して楽じゃない。
この人は凄い努力家だわ。

■なぜこの本を買ったのか■

題名につられてしまいました。笑
会社員をしながら副業で収入を得る方法を知りたくて、興味本位で購入しました。

■この本の内容、あらすじ■

著者の小玉さんはキャノンの販売会社に勤めていた方。
働きながらヤフーオークションで転売して稼ぐことから始めて、転売だけでなく海外の食器をネットで輸入販売をし、その副業のノウハウをメルマガで発信&コンサルなどで年収1億円を達成した方。

この本では会社員時代から独立するまでの話がまとめられていました。

■この本の感想、この本から学んだこと■

・ルールを破るスレスレのところにしか美味しい利益はない。
⇒これだけ聞くと危うさを感じるけど、こういう視点、事実があることを知ることが今の自分には大事。

・会社のみんなが仲良くするのは、仕事の内容に自信がないから、せめて人間関係だけでも良くして本来の問題点をごまかそうとしているのです。

⇒言い過ぎな気もするけど、胸が痛い部分もある。

ヤフオクで稼いでいる人のブログやメルマガなどを貪るように読み始め知識を吸収していきました。

⇒とりあえずネットだけでも良いから情報を探すことが第一歩

ヤフオクを始めた頃は毎日3時間睡眠で仕入れと出品と発送作業に充てた。

⇒やっぱり努力している。楽なことはない。

ヤフオクで転売している中で、ある欧州の陶器製品が人気があることを知り、そのブランド専門の販売サイトを作った。

⇒マニアックなブランドでもファンがいて、逆にリピート購入してくれる深い関係になれる可能性がある。

・大げさな情報なんていらないんです。あなたが人よりちょっと詳しいこと、できることを発信していくだけでいいのです。

⇒趣味や好きなことから始めてみる。

■今後の自分自身への宿題■

・引き続き読書を続けること。
・やりたいことをとことんやる。
ヤフオクかメルカリをやってみる。

42冊目「原発は、明るい未来の道筋をつくる!」渡部昇一著を読んだ感想

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■「原発は、明るい未来の道筋をつくる!」渡部昇一著を読み終わった瞬間の気持ち。■

原発推進、肯定の理論と意見をもっと読みたい。

■なぜこの本を買ったのか■

私が住んでいる近所では毎週金曜日の夕方くらいに「原発反対!」を訴える人達が太鼓を鳴らしながら行進しています。
私自身も原発は無いほうがいいのでは?と思っていますが、その根拠は何となくです。
東北大震災での福島原発の状況を見ると、原発って怖いなと感じました。

その一方で原発は必要という意見も聞いたことがありますし、安全に管理できるとも聞いたことがあります。フランスやイギリスは原発推進国とも聞いたことがあります。

結局、原発は必要なのか不要なのか知りたいと思い、世間ではどちらかと言えば原発推進派の意見のほうが少ないと感じているので、少数派である原発推進を唱えるこの本を購入してみました。

■この本の内容、あらすじ■

著者の渡部昇一さんは右から左かと言えば右よりの方だと思います。
右よりの人達の間では有名な方かと思います。

この本は題名の通り原発推進を主張しており、あまりテレビ等では聞いたことのない原発のメリットについて書かれていました。
もちろん大量に放射線を浴びると人体に甚大な被害を受けるのですが、ある数値以下であれば全く問題ないとのこと。
さらにはある数値の放射線を浴びることは健康にも良いとされるデータもあり、放射線に対するイメージを覆す事例を知ることができた。

■この本の感想、この本から学んだこと■

・年間200ミリシーベルト=20万マイクロシーベルトまでは無害。
・イギリス原子力施設で働く約9万人を調査すると、非原子力関係で働く人に比べてガンや白血病の発生が少ない。
・広島、長崎原爆の影響調査にて、約50年に渡る調査では被爆者の子供から遺伝子異常の子供は生まれていない。
・2001年のダブリン国際会議では毎時10ミリシーベルト以下なら細胞に傷がついても細胞は自動的に完全に修復されることが発表された。年間算だと8760ミリシーベルト=870万マイクロシーベルト
脱原発を唱えることでこの先は核の研究をする若者は減る。しかし原発はすぐに停止、廃炉にはできないので誰も管理できなくなる。


⇒一度建設したならば、すぐには止めることができない。後処理が長く必要なことを考えると後処理ができる技術者が必要になる。原発反対を唱えるのは簡単だけど、すぐにはやめられない現実も考えないといけない。


・お隣の韓国では21基の原発が稼働しており、80基を輸出する計画がある。
原発を辞めれば電気代は高くなり、日本産業は他国に比べて産業競争力は低くなる。
もんじゅは夢の設備

■今後の自分自身への宿題■

・引き続き読書を続けること。
・やりたいことをとことんやる。

41冊目「死ぬなら、京都がいちばんいい」小林玖仁男著を読んだ感想

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■「死ぬなら、京都がいちばんいい」小林玖仁男著を読み終わった瞬間の気持ち。

■著者は来年には亡くなっているかもしれない。
でも読んでて清々しかった。私も死ぬ前に死に場所を見つけたい。

■なぜこの本を買ったのか■

本の題名のインパクトに惹かれて購入しました。
また私の趣味が京都観光ということもあって、京都で死ぬというキーワードにとても惹かれました。

■この本の内容、あらすじ■

著者は埼玉県で日本料理店を営むお方。
お医者さんから余命数年と宣告されると、お店を辞めて夢だった京都に住むことを決断。

この本は著者の京都での生活の様子と、もうすぐ死ぬという現実を受け入れた心境が綴られていました。

■この本の感想、この本から学んだこと■

・美福軒の京もなかを食べてみたい。
・鰊そばの元祖は南座の隣、松葉が元祖
大文字焼きの正式名称は五山送り火。その年に亡くなった死者の霊を、あの世に送り届ける儀式。
・高級旅館の炭屋は揚屋と呼ばれる江戸時代の高級料亭で、幕府が許可した格式高い文化サロンの建築を今に伝える。
・死ぬまで、やること、やりたいことを用意すれば死の怖さや苦しみを回避できる。それを見つけましょう。⇒見つけた。

今後の自分自身への宿題
・引き続き読書を続けること。
・やりたいことをとことんやる。

40冊目「マックスむらい、村井智建を語る」マックス村井著を読んだ感想。

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■「マックスむらい、村井智建を語る」マックスむらい著を読み終わった瞬間の気持ち。■

今時こんな真っ直ぐな人がいるなんて。。。
漫画みたいだ。

■なぜこの本を買ったのか■

私は今の仕事に対するモチベーションが低下していまして、モチベーションを上げるために情熱を持って仕事に取り組んでいる人の考え方や、仕事に対する姿勢を知ることで刺激を得ようと思っています。

マックスむらいさんの存在は以前から知っていました。
Youtuberとして有名な方という認識でしたが、動画などを見たことはありませんでした。
この本を読み終わった今もマックスむらいさんの動画は見ていませんが、Youtuberという新しい職業を築いた人がどんな人物なのか興味があり購入してみました。

■この本の内容、あらすじ■

マックスむらいさんの幼少期から現在の会社を立ち上げる前までを振り返った本でした。

よくあるビジネス書では経営者の生い立ちを追いながらも、本人から読者に向けて主張や教訓が語られることが多い気がするのですが、この本は純粋に過去を振り返った内容でした。小説みたいな本でした。

■この本の感想、この本から学んだこと■

・東京を舞台にした小説を読んで東京に憧れる。

⇒こんな魅力を出せるような記事を作りたい。

・一社のクライアント、週三回のミーティング、1年の前半でサイトができて、後半にはそれを運営しはじめた。

⇒IT業界のスピード感が知れた。

■今後の自分自身への宿題■

・引き続き読書を続けること。
・やりたいことをとことんやる。

39冊目「ブランドのはじめかた」中川淳、西澤明洋著を読んだ感想。

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■「ブランドのはじめかた」中川淳、西澤明洋著を読み終わった瞬間の気持ち。■

自分で何かブランドを立ち上げてみたい

■なぜこの本を買ったのか■

私は今の仕事に対するモチベーションが低下していまして、モチベーションを上げるために情熱を持って仕事に取り組んでいる人の考え方や、仕事に対する姿勢を知ることで刺激を得ようと思っています。

以前に中川淳さんの本「日本の工芸を元気にする」を読んだ時に、もっと中川さんの考え方を知りたいと思いました。
そして本屋さんでこの本を見つけたので購入しました。

■この本の内容、あらすじ■

本の題名の通り、ブランドとはどうやって作り出すのか?を考える本でした。
著者の中川さんが経営する中川政七郎商店の実例も触れていますが、この本では他社の実例が掲載されている点が参考になりました。

中川さんとデザインナーの西澤さんが他社を訪問し、ブランドを作り出すことに成功している経営者に直接インタビューしている形式が新鮮でした。
中川政七郎商店だけでなく、ブランド確立に成功している企業の取り組みを通して、ブランド確立の成功方程式を探る本でした。

■この本の感想、この本から学んだこと■

・ヒット商品を狙うのではなく、ブランド力が一歩でも上がることを考えなくてはならない。

⇒頭ではわかるけども、目の前の売上げを重視してしまう。判断の際にブランドにとって良い選択なのかを常に考える必要あり。

・日本のお客様はもっと個性的なビールを求めているのではないかと思い始めた。

⇒ビールだけでなく他の製品やサービスにも当てはまると思う。

・コツコツ真面目につくる能力は高いですが、他と差別化する発想まではいっていない。

・伝えるべきことをきちんと整理して伝える。

・海外では日本の茶道の文化は非常に崇拝されているし、洗練されているというイメージを持たれている。

・抹茶も現代のケーキもすべて同じ日本なんだと捉えて、じゃあそこで何ができるか。

・本人がやりたいことを素直に引き出すのはやっぱりブランディングの基本。やりたいことを素直に表現すれば、そこに共感する人は少なからずいるだろうと思う。

⇒まずは自分の好きなことを外に発信することから、一歩を踏み出そう。

・他とはどう違うのかという部分をお客様にきちんと伝えることが今後大切。

・ブランドはあくまでお客様の頭の中にできるのであり、お客様の頭に届けるのにはデザインの力が欠かせない。

⇒良い言葉。

・これに関しては他社を上回ることができるというポイントは必須。

・明確なコンセプトがあるブランドには、思想が感じられるものである。

・細かな部分の完成度の積み重ねがトータルで醸し出す雰囲気を大きく左右することは確かです。

■今後の自分自身への宿題■

・引き続き読書を続けること。
・あれもこれもと考えるくらいなら、一つだけ自分の強みを育てる。
・自分の好きなことでブログを始めてみる。

38冊目「あいうえおで会社も人も成長する」神野勝著を読んだ感想。

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■「あいうえお」で会社も人も成長する。神野勝著を読み終わった瞬間の気持ち。■

今時、50代で起業する話は珍しい。
しかもIT業界ではなく、LEDなどの電子部品製造会社を起業した話。

本の中で「挨拶はしっかりしなさい」というフレーズがでてくる等、今どきの若者が起業した本では絶対に出てこない言葉が出てきて新鮮でした。

■なぜこの本を買ったのか■

私は今の仕事に対するモチベーションが低下していまして、モチベーションを上げるために情熱を持って仕事に取り組んでいる人の考え方や、仕事に対する姿勢を知ることで刺激を得ようと思っています。

この本は本屋さんのビジネス書コーナーで見つけました。
過去に京都に本社を置く企業の経営者の本を読んでから、京都の企業に興味を持ち、本屋さん見つけては購入しています。

■この本の内容、あらすじ■

著者の神野勝さんは京都の企業であるローム出身の方。
ロームではLEDの開発に携わり、業界では有名な技術者のようです。

そして著者が50代の頃にLED製造会社を起業し、現在に至るまでの教訓や体験談が本で描かれていました。

■この本の感想、この本から学んだこと■

・無借金経営でも将来の投資のための預金や外為、ドルの調達などで銀行とはお世話になる。

・どこの競合他社より優れた特徴を備えた商品をひとつ作ること。

・大資本会社でなくても実現できるという意識が大切。

・いかに改善工夫をして他社よりも優れた商品に練り上げられるかは、会社の規模ではなく、ベンチャー経営者や担当者たちの意識次第。

⇒いい言葉。

・製品の機能だけでなく、営業や管理部社員も含めてお客様への対応力も兼ね備えること。

・営業の対応は最も重要。

⇒私自身も営業所属ですが、会社の顔という意識は無いです。あらためて初心に返って仕事したい。

・技術力というものは、会社のポリシーと技術者個人の能力が生む技。技術者自身が工夫改善を凝らして既存の他社の商品より優れた商品を開発しようという意欲を持っているかいないか、それがすべて。むしろその実現化に至るには意思伝達の早い中小企業をほうが有利かもしれません。

・挨拶や清掃と言った人間として基本的なことをおろそかにしていると、一番大事な人間的な魅力が薄れていく気がする。

・価格面で失注しても、こういう形にアレンジすればその値段に下げることもできますと提案せよ。

・常識は生涯の得。挨拶が明るく、元気で気持ちよく、受け応えも素直で明快、気配りもできて、聞き上手というような基本常識ができている人は上司の目にも留まり、いい仕事も与えられ、期待され、成果も出しやすい。

■今後の自分自身への宿題■

・引き続き読書を続けること。
・挨拶は普段できていないので、まずは会社で挨拶をする。

37冊目「働き方」稲盛和夫著を読んだ感想。

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■働き方。稲盛和夫著を読み終わった瞬間の気持ち。■

まるで仏様の説法かのような。穏やかで優しい言葉。
厳しい仕事にストイックに打ち込んだ果てに、人は悟りの境地に達するのかな。

■なぜこの本を買ったのか■

私は今の仕事に対するモチベーションが低下していまして、モチベーションを上げるために情熱を持って仕事に取り組んでいる人の考え方や、仕事に対する姿勢を知ることで刺激を得ようと思っています。

この本は本屋さんのビジネス書コーナーで昔から頻繁に見かけていましたが、多くの人が購入し続けているようなので、逆に絶対に読むものかと意地になっていました。
少し前に京セラと同じく京都の会社である堀場製作所の社長さんが著した本「京都の企業はなぜ独創的で業績がいいのか」を読んだので、京都の会社の本を他にも読んでみようと思いました。

京都の会社と言えば、京セラを創業した稲盛和夫さんを避けては通れません。笑
もはや経営の神様のような存在と言っても過言ではないと思います。
一ビジネスマンとして、稲盛さんの本を読んだことがないのは恥ずかしいと思いますので、今更ながらも購入させて頂きました。

■この本の内容、あらすじ■

本の題名の通り、働くということは人生にとってどういうものなのか。
著者の稲盛さんが働くことをどう考えているのかを知ることができる本でした。

稲盛さんの経験を元に、働くことに対してどんな考え方で臨めば良いのか、現役ビジネスマンに向けて優しい言葉で綴られていました。

■この本の感想、この本から学んだこと■

・欲望、怒り、愚痴、人間を誤った行動に導く3つの毒。これらを克服する唯一の方法が一生懸命に働くこと。

⇒働くことは心の修行。この言葉がすんなりと心に響く若者いるのかな?言っていることは理解できるが、その境地まで達するには私は時間が必要だ。仕事にもっと打ち込めということ。

・毎日自分がやったことを素直に反省し、明日からやり直そうと心に誓う。そんな反省のある毎日を送ってこそ、人生において心を高めることができる。

⇒毎日が簡単に過ぎ去っている。寝る前に1分でもいいから一日の反省しようか。

・天職とは出会うものではなく、自ら作り出すものなのです。

⇒いい言葉だ

・まずは自分の強い意思で仕事を好きになる。他に方法はありません。

⇒稲盛さんでも最初は仕事が嫌いで不満だらけだった。まずは一度は仕事に没頭すること。

・誰にも負けない努力で働く、それが自然の摂理である。

・「こうしたい」「こうあり続けたい」と夢を思い描いた地点まで、一気にジェット機で行くような方法はありません。

・一日のうちに、最低限、一歩だけは前へ出よう。今日は昨日より1㎝だけでも前へ進もう。そう考えたのです。

・また単に一歩前に進むだけでなく、今日の反省を踏まえ、明日は一つの改良、一つの工夫をその一歩に必ず付加していこうと考えました。

・人間の能力は未来に向かって限りなく伸びていく可能性を持っている。

・絶対にできないと言ってはなりません。「私は勉強していないから、知識も技術もありません。しかし、やる気はありますから、必ず来年にはできるようになるはずです。」

・もう無理だと思った時点で終点とせず、仕事の再スタート地点と考え、成功を手にするまでは絶対にあきらめない粘り強さ。

⇒無理だと思うところまで自分は行っていない気がする。再スタート地点と考えるって凄い。

・苦難が人を育ててくれる。

・日々完璧を目指すことは厳しく、難しいことです。しかし本当に満足できる仕事を目指すなら完璧を目指すことしか方法がないことも、歴然たる事実なのです。

・仕事においては、消しゴムでは絶対に消さないときがあります。また、「やり直しがきく」という考え方でいる限り、小さなミスを繰り返し、やがて取返しのつかないミスを犯す危険性をはらんでいると言っていいでしょう。

⇒人には厳しく、自分には甘い。それが今の自分。完璧を目指す前に何かと言い訳を作って最初から完璧を目指さずに必要最低限な位置を探るのが自分のやり方。一度は全力で取り組まなければ、次のレベルに到達できない気がする。

・外見とは一番外側にある中身のことなのです。

⇒いい言葉。

・ベストとは他と比較してその中ではもっともいいといった意味で、いわば相対的な価値観である。したがってレベルの低いところでもベストは存在する。だから私はパーフェクトを目指す。パーフェクトは絶対的価値観。

・人が通らない道を通るからこそ、新しいことができる。

・創造とは専門家がするのではなく、素人がするもの。

・特に未知の分野を切り開いていくには、なんとしてもこのようなものを作りたい。強烈な思いが絶対に必要となるのです。

・熱意は他人の意思ではなく、自分の意思で決めることができる。

⇒いい言葉。

■今後の自分自身への宿題■

・引き続き読書を続けること。