27冊目「とことんやれば、必ずできる」原田泳幸著を読んだ感想

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■とことんやれば、必ずできる。原田泳幸著を読み終わった瞬間の気持ち。■

清々しい。かっこいい。理想のビジネスマン像として原田さんはピッタリ。
もう一度読んでもためになる。

■なぜこの本を買ったのか■

私は今の仕事に対するモチベーションが低下していまして、自分のモチベーションを上げるために情熱を持って仕事に取り組んでいる人の考え方や、仕事に対する姿勢を知ることで刺激を得ようと思っています。

この本は本屋さんのビジネス書が集められている本棚で発見しました。
原田さんのお名前は2014年に進研ゼミやこどもチャレンジで知られる㈱ベネッセの顧客情報が流出した事件の時に知りました。

当時の私の上司が原田さんのことを尊敬しており、お昼休みにお店でランチをしていた時にベネッセのニュースが偶然お店のテレビで映し出された時に「社長になったばかりで可哀想に。。。」と上司が言っていたことを思い出します。

本屋さんでこの本を見つけた時に、当時の上司のことを思い出しまして、当時の上司がなぜ原田さんのことを尊敬していたのか少し知りたくなって購入しました。

■この本の内容、あらすじ■

著者の原田さんはiphone でお馴染みのAppleの日本法人社長を勤めた後に、日本マクドナルド社長に抜擢された方。

マクドナルド社長退任後はベネッセの社長に抜擢されましたが、残念ながらベネッセでは成果を出すことなく退任となりました。

この本が出版された頃の原田さんはパソコンのマックからハンバーガーのマックの社長へと、全く業種が違うにも関わらず社長に抜擢されたことから注目の経営者としてメディアで紹介されていました。
この本ではそんな原田さんの仕事に対する姿勢、考え方が5章にわたって書かれています。

■この本の感想、この本から学んだこと■

・仕事とは与えられた作業を終わらせることでなく、与えられた時間の中で与えられた目的を達成することである。

⇒ビジネス書にはありがちな言葉ではあるけど、実践するのは難しい。実践するためには仕事以外に夢中になれる趣味を作ることが必要。そうすれば必死で早く帰るための工夫が生まれる。

・時代に対応していくような経営スタイルでは、他社の後塵を拝するだけ。時代に追いつくのが精一杯。自ら時代の変化を呼ぶようにスピーディに行動するところにこそ、成功の鍵がる。
・決定したことをすぐにやれ、はもう古い。決定しなくてもよいから、いいと思うプランはすぐに実行しろ。実行しながら検証してベストな結果を出す。

⇒これを本当に実行できる日本の会社があるのだろうか。ビジネスの最前線で活躍されている方が思っているのだから、こうしなければいけない気概だけは持ちたい。

・社内のプレゼンでは現状の課題、問題点という表現はご法度。ビジネスを伸ばしていくという前向きな会議では、ビジネスチャンス、挑戦テーマを使う。

⇒これは今後使っていこうと思います。

・戦略はひらめき。データはひらめきの検証に活用するもの。

⇒これ凄い。市場調査とかデータを取ってから戦略を立てるのでは遅いということだろう。

・20代は学ぶ時、30代は人生の方向を決める時、40代は決めたことをまっとうするとき。50代は後継者を作り自分の第2の人生・キャリアを考える時。

・自分が何を知らないか知る。

・成功体験も分析する。

⇒失敗は分析するのに、成功は意外と分析しない企業が多い。成功こそきちんと分析することで他のビジネスでも活かすことができる。

他にも身に染みた言葉があったので、期間を空けてもう一度読むのもあり。

■今後の自分自身への宿題■

仕事以外で夢中になれる趣味を作る。
一つ趣味があるので、それで収益が1円でも生み出せるか早くためす。
引き続き読書を続けること。