31冊目「怒らない経営」大藪崇著を読んだ感想。

f:id:honnokiroku:20180310174117j:plain

■怒らない経営。大藪崇著を読み終わった瞬間の気持ち。■

こんな仕事に憧れる。

■なぜこの本を買ったのか■

私は今の仕事に対するモチベーションが低下していまして、モチベーションを上げるために情熱を持って仕事に取り組んでいる人の考え方や、仕事に対する姿勢を知ることで刺激を得ようと思っています。

この本は本屋さんのビジネス書棚で発見しました。四国の愛媛県で起業した著者の大藪さんの経歴が一般的な起業家とは違う感じに惹かれて買ってみました。

■この本の内容、あらすじ■

本の題名「怒らない経営」と本の中身はあまり関係ない気がしました。
単純に著者の大藪さんがどんな考えで起業し、どんな事業を行っているのかを知ることができました。

著者は愛媛大学に進学した後、在学中はパチンコ三昧だったそうです。
ただし遊びというよりはほぼプロ化していて、大学新卒の給料よりも稼ぐ。

そして普通に就職することはせずに大学を卒業後、税理士目指して専門学校に通うが在学中に株式投資にハマり何億も稼ぐ。

結局、税理士の資格は取れなかったそうですが、人口減少と経済衰退が進む地元のために地元の経済活性化につながる事業を行う会社を起業。
この本では著者が起業するまでの生い立ちと、起業してから現在、そして未来のことについて語っています。

■この本の感想、この本から学んだこと■

愛媛県らしさを出さなければ顧客満足度を高められない。

⇒著者が株式投資で手にしたお金で買収したホテルでは、愛媛県らしさを前面に出すサービスに転換した結果、顧客満足度が増して利益が増えた。
地元らしさを前面に出すというのはよく聞く手法ですけど、本当に結果を出せるのか。

・著者企業による2件目となるホテルのコンセプトは、周辺のホテルがターゲットにしていない若い女性向けにデザインやサービスを企画したことで、周辺ホテルと市場のパイを競うのではなく、新規顧客を呼ぶこむことに成功。

⇒私が好きな京都でも、同じように顧客ターゲットをズラスことで新しい市場を作れないか興味出ました。

・日本では旅行したらお土産を買う習慣がありますが、外国はあまり無い。

・みかんは同じ木でも味が違う。

・みかんは実が完全に熟すまでに収穫するのが一般的ですが、完全に熟してから収穫したみかんは「木熟」と呼ばれ、より甘くておいしい。
ただし木熟すると、その実がなった枝はもう二度と実をつけることができなくなるリスクがある。

■今後の自分自身への宿題■

・引き続き読書を続けること。
株式投資の本読みたい。